Artists
福田 尚代
Selected Works
About 福田 尚代(1967-)
福田は、幼少期に抱いた「世界は言葉でできている」という感覚を出発点に、詩作と造形を通して、言葉と世界の関係を探求してきました。
回文をはじめとする詩作では、言葉を小さな「粒子」として捉え、それらを分解し、組み替え、ときに循環させることで、ことばになる以前の「かたち」、あるいは意味を失ったあとの静かな領域へと触れようとしています。一方、造形においては、紙や糸、本、文房具といった日常的な素材を用い、「書く」「縫う」「消す」「読む」といった気の遠くなるような行為を反復しながら制作を行っています。折られ、ほぐされ、削がれ、綴じられたものたちは、本来の役割を離れ、記憶や時間を内包しながら、目に見えるものとは異なる位相に立ち上がります。福田は、詩作と造形を往還しながら、消えゆくものとあり続けるものとの「あわい」から、世界のありかたを探求しています。
主な展覧会に、「アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち」(国立新美術館、2010年)、「MOTアニュアル2014:フラグメント―未完のはじまり」(東京都現代美術館、2014年)、「福田尚代 言葉の在り処、その存在」(うらわ美術館、2016年)、「ふたつのまどか―コレクション×5人の作家たち」(DIC川村記念美術館、2020年)、「雰囲気のかたち―見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの」(うらわ美術館、2022年)、「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」(東京都庭園美術館、2022年)、「あわいのほとり」(神奈川県立近代美術館 鎌倉別館、2026年)など。
回文をはじめとする詩作では、言葉を小さな「粒子」として捉え、それらを分解し、組み替え、ときに循環させることで、ことばになる以前の「かたち」、あるいは意味を失ったあとの静かな領域へと触れようとしています。一方、造形においては、紙や糸、本、文房具といった日常的な素材を用い、「書く」「縫う」「消す」「読む」といった気の遠くなるような行為を反復しながら制作を行っています。折られ、ほぐされ、削がれ、綴じられたものたちは、本来の役割を離れ、記憶や時間を内包しながら、目に見えるものとは異なる位相に立ち上がります。福田は、詩作と造形を往還しながら、消えゆくものとあり続けるものとの「あわい」から、世界のありかたを探求しています。
主な展覧会に、「アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち」(国立新美術館、2010年)、「MOTアニュアル2014:フラグメント―未完のはじまり」(東京都現代美術館、2014年)、「福田尚代 言葉の在り処、その存在」(うらわ美術館、2016年)、「ふたつのまどか―コレクション×5人の作家たち」(DIC川村記念美術館、2020年)、「雰囲気のかたち―見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの」(うらわ美術館、2022年)、「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」(東京都庭園美術館、2022年)、「あわいのほとり」(神奈川県立近代美術館 鎌倉別館、2026年)など。